古代史の可能性はもっと広げられる

古代史の可能性はもっと広げられる

古代史はひとりで楽しむものというイメージが強いと思います。

ひとりで本を読み、ひとりで講演会に出かけ、ひとりでいろいろ考える。

それはそれでもちろん楽しいのですが、思ったこと、考えたこと、わからないことでも、誰かと共有できたらもっと楽しいはず。

そういう思いもあり、古代史の活動は基本的にヒトとヒトが関わるように企画しています。

 

また、古代史の持っている可能性をもっと広げたいとも思っています。

学ぶことでたくさんのことを知り、知ったことを誰かに文章で伝え、時には教えることで、古代史の世界って広がると思うんですよね。

現に、私は古代史サイトを立ち上げてブログを書くことで、それをきっかけに出会いが広がりました。

アナログ人間だったので、最初からサイトの立ち上げの発想があったわけではなく、最初はビラ配りをしたらいいのかな?とか、大学の史学科に飛び込み営業?とか、考えていました(笑)

古代史のビラ配りはどう見てみ怪しい人にしか見えないし、大学にアポを取るにも今から活動を始めたい私には実績ゼロで。

そこで古代史サイトの立ち上げをして、インターネットを活用していくことにしました。

ネットを通じて出会うのは抵抗がなかったわけではなかったですが、それよりも、「古代史でこういうことをしたい!」という思いが強かったので、行動に移しました。

インターネットってすごいな、ブログってすごいなと思います。(笑)

向いていること、向いていないことがあるので、全員に当てはまる話ではないですが、古代史の楽しみ方は一つではないと思います。

「こういう楽しみ方もありますよ」「こういう道もありますよ」というその選択肢をできるだけ用意したいなと思っています。

リクエストがありましたら、いつでもお待ちしています!

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古代の妄想もしながら、こういうこともあれこれ考えているのですが、みんながみんなそうでもない現実も知りました。

古代史をテーマにした勉強会やお茶会を主催する立場になり4年目ですが、その他、別の古代史の会の理事や、理事をもう辞めてしまった会や、その他の会の主催者の人たちと関わりの中から思うこと。

古代史の可能性を広げるのも、狭めるのも主催者の企画しだいだな、と。

古代史がいくらマニアックなテーマだと言っても、勉強会や講演会は全国でたくさん開催されています。

それに携わる人たちもたくさんいます。

知ってもらいたい、盛り上げたい、みんなの知りたいに応えたいという前向きな気持ちで企画をしている人もいる一方で、そうではない人もいます。

残念な気持ちになることもあります。

「誰のための企画!?」「今やるべきことはそれじゃないよね!?」

価値観の違う人を変えようとするのは、お互いにとって良いことがないので、そうではなく、「じゃあ私はどんなことをする?」という質問に置き換えるようにしています。

誤解がないようにお伝えすると、そういう人は一部です。

同年代の人が古代史をテーマにおもしろい切り口で活動をしているのも知ります。

私も古代史の先輩や仲間の力を借りて、一つ一つ形にしていきたいと思います。